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AIに任せる仕事の見つけ方——1万社調査が示す「最初の一歩」

2026-08-22 AI活用生産性

「AIを仕事に使いたいけれど、何から任せればいいのか分からない」。この質問への答えは、実は全国調査の数字の中にあります。

帝国データバンクが2026年5月に発表した「生成AIに関する企業の動向調査」(2026年3月実施、有効回答1万312社)によると、生成AIを活用している企業は全体の34.5%。そして活用企業の業務内容で最も多かったのは「文章作成・要約・校正」の45.1%でした。次いで「情報収集」が21.8%、「企画立案時のアイデア出し」が11.0%と続きます。

つまり、すでに成果を出している企業の多くは、派手な自動化ではなく「文章まわりの定型作業」からAIを使い始めているということです。

棚卸しワーク: 10個書き出して、型のある仕事に印をつける

個人が同じ道をたどるための実践が、業務の棚卸しです。やり方は簡単で、毎週やっている作業を10個書き出し、「進め方の型が決まっているもの」に印をつけるだけ。議事録、週報、メール返信、資料の要約、案内文の作成……印がついた業務が、AIに任せる第一候補です。

逆に、判断や交渉が中心の仕事、社外秘の情報を扱う仕事は後回しにします。「型がある仕事はAI、判断が要る仕事は人間」という線引きを最初に持っておくと、迷いが減ります。

会社の規模で差がつき始めている

同じ調査では、企業規模による差もはっきり出ています。生成AIの活用率は大企業で46.5%、中小企業で32.4%、小規模企業では28.0%。勤め先が大きいほど、AIを使う環境が先に整っていく傾向にあります。

これを個人の視点で読み替えると、「会社が整えてくれるのを待つ人」と「自分の業務範囲で先に使い方を覚える人」の間に、これから経験の差が積み上がっていくということです。会社の導入が遅くても、文章作成や要約のような個人で完結する用途なら、今日から練習できます。

懸念には「チェックの型」で備える

なお、この調査で活用企業が挙げた懸念のトップは「情報の正確性」で50.4%、次いで「専門人材・ノウハウ不足」が41.3%でした。正確性への不安は、AIの出力を使う前に「数字・固有名詞・言い切り表現」の3点だけ確認する、という自分なりのチェックの型を持つことでかなり抑えられます。

まとめ

最初の一歩は、身の回りの「型がある文章仕事」からです。今週の業務を10個書き出すところから始めてみてください。10分あればできます。

Blue Aegis株式会社は、規制対応を検証可能にする技術を研究開発し、その成果を特許として保有・提供しています。規制対応でお困りの場面がありましたら、判断がつかない段階でもご相談ください。

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一次出典

本稿は公表資料に基づく整理であり、法的助言ではありません。